1911年(明治44年)、岡山に生まれる。
1935年(昭和10年)、早稲田大学理工学部を卒業し日本電気KKに入社。文学博士。
1973年(昭和48年)3月10日、額田厳『結び』の中で方圓流の十八法が絵入りで紹介。
- 「江戸時代に特異の発達をしたものに捕縄術がある。昔は戦いの際に、捕虜をしばった繩の用法が、江戸時代にいたって、捕繩の術として捕り方の武術に転化したのである。」「そのなかでも、伊豫国大洲加藤遠江守の藩士、武智吉太夫の方円流は最も名高く、真行草陰陽にかたどって十八法を伝えている。堅実な作業結びの少ないわが国にあってはこの「捕繩結び」は、外国に誇りうる結びの一つといえる。」[1]