りべらる
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りべらる
概要
雑誌名の名付け親は菊池寛で[1]、戦後すぐの1946年(昭和21年)から1956年(昭和31年)まで発行された雑誌。ただし、1955年(昭和30年)8月には『漫画タイム』へと誌名改題されている。カストリ雑誌と分類されることもあるが、文芸誌の1つに位置づける場合が多い。
発行年・出版社
1946年(昭和21年)創刊号から1955年(昭和30年)4月号まで太虚堂書店
1955年(昭和30年)5月号以降は白羊書房
発行人・編集人
発行者:吉田一郎、中村誠、別所忠男
編集人:町田進、中村誠
主な出来事
1946年(昭和21年)、太虚堂書店より創刊。発行者:吉田一郎。
1947年(昭和22年)2月号に舟橋聖一『切られお富』挿絵が岩田専太郎
1952年(昭和27年)、山田風太郎『女探偵捕物帖』が8月号から12月号まで連載。挿絵は伊勢田邦彦。
1955年(昭和30年)9月、『漫画タイム』へと誌名改題。
1955年(昭和30年)、高木彬光『悪魔の嘲笑』が臨時増刊から1956年(昭和31年)2月20日号まで連載。中絶。挿絵は堂昌一。
1955年(昭和30年)11月、『漫画タイム臨時増刊 お伽読本』第1号を発行。
1956年(昭和31年)2月、終刊。
エピソード
- 創刊当初の事情については、元編集長の松尾秀夫が「りべらる事はじめ」[1]で当時の事を詳しく書いている。
- 『りべらる』時代は月刊誌だったが、雑誌名が『漫画タイム』に変更されてからは月2回の発行となる。
- 『漫画タイム臨時増刊 お伽読本』が1955年(昭和30年)から1956年(昭和31年)にかけて全3冊発行された。