テンプレート:日本文芸社 日本特集出版社
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概説
日本文芸社は1948年(昭和23年)4月、夜久勉により設立された出版と卸商を扱う会社。1959年(昭和34年)1月には法人登記。1953年(昭和28年)には日本文芸社として『風俗草紙』などを出していた。
歴史
1948年(昭和23年)4月1日、夜久勉が神田神保町に『日本文芸社』を設立。出版物の発行と卸業(丸一特価書籍)、小売業(日本読書普及会と夜久書店)を開始[1]。
1953年(昭和28年)7月、氏家富良を編集長に据え日本特集出版社名で『風俗草紙』を創刊。奇譚クラブの編集人であった須磨利之を曙書房から引き抜いたとされる[2]。
1959年(昭和34年)1月、日本文芸社登記。
1976年(昭和51年)8月、日本文芸社の夜久勉が死去。兵頭式郎が社長に[1]。
所在地
東京都千代田区神田神保町2-34
1954年(昭和29年)初期に千代田区神田猿楽町1-3に移転。
代表的な雑誌・書籍
雑誌
- 『オール實話』1951年には少なくともある。カストリ雑誌であろう。
- 『特集雑誌オール實話 特別増刊』1953年(昭和28年)6月に第1巻第3号として「残忍性!女性犯罪」
- 『週刊事件実話』1957年(昭和32年)頃? 日本文芸社 編集人:唐沢政雄、発行人:浅沼勝太郎
- 『風俗草紙』1953年(昭和28年)7月号〜1954年(昭和29年)10月号。氏家富良
- 『現代読本』1958頃、 日本文芸社
- 『別冊事件実話』1962頃、 日本文芸社
- 『大衆実話』1962年(昭和37年)頃、 日本文芸社
- 『実話三面記事』1961年(昭和36年)5月16日 日本文芸社 編集人:氏家富良、発行人:浅沼勝太郎
- 『不思議な雑誌』1963年(昭和38年)〜1965年(昭和40年)のうち、1964年(昭和39年)5月から終刊までが氏家富良
- 『歴史Eye』1991年(平成3年)12月1日 日本文芸社 編集人:阿部林一郎、発行人:兵頭武郎
書籍
- 伊藤晴雨(要確認)『拷問私刑秘画集』(日本特集出版社, 1953)
- 高野三郎『女の話に強くなる本-女体透視術入門-』(日本文芸社, 1964)
- 柳喬彦『誘惑入門』(日本文芸社, 1973)
エピソード
引用文献
- ↑ 1.0 1.1 八木敏夫『全国出版卸協同組合三十年の歩み』(全国出版卸協同組合, 1981)
- ↑ 古本夜話10 『マンハント』編集長 中田雅久