上村一夫

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上村一夫(1940-1986)。ニューセルフ1976年(昭和51年)10月号より。
SMセレクト1971年(昭和46年)10月号に発表した上村一夫の『雨靴物語』より
小説王1983年(昭和57年)9月28日から連載した上村一夫の『菊坂ホテル』より。竹久夢二宅に佐々木カネヨ(お葉)を訪ね、縛りに誘うシーン。

かみむら かずお、1940年(昭和15年)3月7日-1986年(昭和61年)1月11日。『同棲時代』などが代表作。SMセレクトには1971に『雨靴物語』。1983年には伊藤晴雨佐々木カネヨを描く『菊坂ホテル』。

概要

絵師。マンガ家。SMセレクトなどに作品発表。代表作に『同棲時代』。

別名

略歴

1940年(昭和15年)3月7日、神奈川県横須賀市に生まれる[1]

1945年(昭和20年)頃、千葉に疎開[2]

1962年(昭和37年)、武蔵野美術大学デザイン科卒業後、宣弘社入社[1]

1967年(昭和42年)、『月刊タウン』創刊号「カワイコ小百合ちゃんの堕落」でデビュー[1]

1971年(昭和46年)10月、SMセレクト1971年(昭和46年)10月号に『雨靴物語』発表。

1972年(昭和47年)3月、漫画アクションに『同棲時代』連載開始。

1973年(昭和48年)2月18日に、『同棲時代』がTBSでドラマ放送。

1973年(昭和48年)4月14日、松竹から『同棲時代』がロードショー。出演:由美かおる、仲雅美。

1976年(昭和51年)10月、ニューセルフ1976年(昭和51年)10月号に『言わせえエッセイ 上村一夫』でインタビュー記事。

1983年(昭和57年)9月28日、小説王伊藤晴雨が登場する『菊坂ホテル』を連載開始。

1985年(昭和60年)11月、下咽頭腫瘍で入院[1]

1986年(昭和61年)1月11日、永眠。

エピソード

  • 父親は海軍の軍医でスパルタ教育を受ける[2]
  • 宣弘社時代、同社員の阿久悠と知り合い劇画の世界に入る[1]
  • 阿久悠とは武蔵野美術大学時代から友達[2]
  • 友人である久世光彦が『悪の華』のTV化を企画したが、内容が過激なために実現しなかった[3]
  • 久世光彦とのつながりからTV番組「寺内貫太郎一家」の飲み屋の客として出演[3]

作品

引用文献

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 公式サイトより
  2. 2.0 2.1 2.2 ニューセルフ1976年(昭和51年)10月号より
  3. 3.0 3.1 小松杏里『快楽のイリュージョン」S&Mスナイパー1990年(平成2年)11月号

注釈

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