「ビニール本・裏本」の版間の差分
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1970年代の初期に、一般書籍の販路を通らないで、主に実話雑誌などの広告を介して通信販売されていたエロ雑誌が存在していた。最初は海外雑誌の輸入販売をしていたが、やがて独自に製作を始めた<ref group="注">[[グリーン企画]]や[[松尾書房]]も1970年代初頭には海外ポルノ雑誌の通販をおこなっていた。</ref> | 1970年代の初期に、一般書籍の販路を通らないで、主に実話雑誌などの広告を介して通信販売されていたエロ雑誌が存在していた。最初は海外雑誌の輸入販売をしていたが、やがて独自に製作を始めた<ref group="注">[[グリーン企画]]や[[松尾書房]]も1970年代初頭には海外ポルノ雑誌の通販をおこなっていた。</ref>。版元としては「現代ジャーナル社」「ゆに書房」「YAC」「共和出版」「マロン書房」「アップ社」など。<ref name="kawamoto">[[川本耕次]]『[http://shadow-city.blogzine.jp/net/cat11088210/index.html 昭和ポルノ史]』(2010)より</ref> | ||
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2010年10月16日 (土) 12:22時点における版
通販本
1970年代の初期に、一般書籍の販路を通らないで、主に実話雑誌などの広告を介して通信販売されていたエロ雑誌が存在していた。最初は海外雑誌の輸入販売をしていたが、やがて独自に製作を始めた[注 1]。版元としては「現代ジャーナル社」「ゆに書房」「YAC」「共和出版」「マロン書房」「アップ社」など。[1]
ビニール本
1971年(昭和46年)、ビニ本の第1号とされる『下着と少女』が松尾書房から発売[注 2]。同時期、三崎書房のえろちか臨時増刊号『Fresh! No,1』も発売。両雑誌ともその後、通販本として売られ続けられる[注 3][1]。
1972年(昭和47年)頃、現代ジャーナル社『セーラー服マル秘ポーズ集』などは最初から通販本として製作されている[1]。
裏本
1981年(昭和56年)頃出現。定価一万円以上で新宿歌舞伎町などで売られ始める。茶色の封筒に入れて売られ始めたことから『茶封筒本』とも呼ばれた。
代表作
- 「法隆寺」
- 「金閣寺」
- 「曼珠沙華」
- 「牡丹」
- 「神田川」
- 「千曲川」