大橋月皎

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大橋月皎『娘道成寺』。1956年頃。

おおはし　げっこう、1895年(明治38年)-

概要

画家。挿絵画家。美人画、歌舞伎絵を得意とした。伊藤晴雨と関係があった模様。

別名

english

略歴

1916年(大正5年)、神戸にいた頃『活動写真界』の似顔絵募集で一等賞。選者が伊藤晴雨で、この時が初めての出会い。

1917年(大正6年)頃、上京して伊藤晴雨を訪ねる。

1926年(大正15年)。『講談倶楽部』10月増刊号の佐川春風『十二時前後』の挿絵。

エピソード

• 染織家久保田一竹(1917-2003)が一時師事していた。
• 歌舞伎座（劇場の）廊下に机を出して即興で役者の似顔絵を描いていた

代表作

書籍

• 久米正雄『蛍草　冷火』(新潮社, 1928)の挿絵
• 大橋月皎『日本童話』(與文社, 1929)

雑誌

• 講談雑誌1930年(昭和5年)11月号に伊藤晴雨と共に名前が掲載。
• 講談雑誌1931年(昭和6年)4月増大号に伊藤晴雨と共に名前が掲載。
• 『伊藤晴雨画伯を偲んで』裏窓1961年(昭和36年)4月号, p176 (座談会：伊藤竹酔+大橋月皎+佐藤倫一郎+東喜代駒+高橋鐵)