「TopとBottomの語源」の版間の差分
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==解説== | |||
英語で「'''Top'''」は『縛り手』あるいは、より広く『責め手』を意味し、「'''Bottom'''」『縛られる側の人』あるいは、より広く『受け手』を意味する。この「'''Top'''」と「'''Bottom'''」は、もともとはゲイの間で用いられる隠語で、「'''Top'''」はいわゆる「'''タチ'''」に相当し、「'''Bottom'''」は「'''ネコ'''」「'''ウケ'''」に相当する。 | |||
さらに起源を遡ると、英国の公立学校<ref group="注">英国の国立学校はお金持ちのエリートが入る名門校で、全寮制の男子校が基本である。</ref>での同性愛の隠語として生まれたと言われている。この英国公立学校の隠語が、米国のゲイシーンの間で広がり、近年になり、さらにSMシーンに広がり、その意味も「'''Top'''」=『責め手』>『縛り手』、「'''Bottom'''」=『受け手』>『縛られる側の人』と変貌してきものと思われる。 | |||
米国のロープ愛好者の集まる[[Shibaricon]]が、ゲイの集まりである「''' International Mr Leather(IML)'''」のその起源をもつ<ref group="注">2002年(平成14年)頃、シカゴのIMLで、[[MorTis]]がロープ愛好家の有志を集めて、緊縛コーナーを2日アレンジ</ref>ことから考えて、このルートでゲイシーンからSMシーンへ「'''Top'''」「'''Bottom'''」の隠語が広まった可能性もある。あるいは、インターネットを介してかもしれない。 | |||
==注意== | |||
以上のように、もともとゲイシーンで使われており、今も使われている言葉なので、相手がどちらの文脈で使っているかに注意しないと、コミュニケーションに混乱が生じる可能性がある。 | |||
==注釈== | |||
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2011年10月1日 (土) 13:15時点における版
解説
英語で「Top」は『縛り手』あるいは、より広く『責め手』を意味し、「Bottom」『縛られる側の人』あるいは、より広く『受け手』を意味する。この「Top」と「Bottom」は、もともとはゲイの間で用いられる隠語で、「Top」はいわゆる「タチ」に相当し、「Bottom」は「ネコ」「ウケ」に相当する。
さらに起源を遡ると、英国の公立学校[注 1]での同性愛の隠語として生まれたと言われている。この英国公立学校の隠語が、米国のゲイシーンの間で広がり、近年になり、さらにSMシーンに広がり、その意味も「Top」=『責め手』>『縛り手』、「Bottom」=『受け手』>『縛られる側の人』と変貌してきものと思われる。
米国のロープ愛好者の集まるShibariconが、ゲイの集まりである「 International Mr Leather(IML)」のその起源をもつ[注 2]ことから考えて、このルートでゲイシーンからSMシーンへ「Top」「Bottom」の隠語が広まった可能性もある。あるいは、インターネットを介してかもしれない。
注意
以上のように、もともとゲイシーンで使われており、今も使われている言葉なので、相手がどちらの文脈で使っているかに注意しないと、コミュニケーションに混乱が生じる可能性がある。
注釈
お役たちweb
つながり
英和SM辞典 <metakeywords>緊縛, 映画, 昭和</metakeywords>