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*2000年(平成12年)9月26日、[[アクターズ・オフィス]]『'''[[お葉]] [[伊藤晴雨|晴雨]]と[[竹久夢二|夢二]]に愛された女'''』(原作:[[富岡忠文]]、演出:[[外波山文明]]) | |||
*2002年(平成14年)、[[団鬼六]]原作になる[[伊藤晴雨]]の伝記『外道の群れ』の映画化作品「およう」が松竹系で公開。監督は関本郁夫、出演は竹中直人ら。 | *2002年(平成14年)、[[団鬼六]]原作になる[[伊藤晴雨]]の伝記『外道の群れ』の映画化作品「およう」が松竹系で公開。監督は関本郁夫、出演は竹中直人ら。 | ||
*2014年(平成26年)8月、「ビックコミック」に倉科遼・作、ケン月影・画の『'''万華鏡~抒情と緊縛~'''』が連載開始。[[佐々木カネヨ]]を中心とした[[伊藤晴雨]]と竹久夢二の愛憎劇。 | *2014年(平成26年)8月、「ビックコミック」に倉科遼・作、ケン月影・画の『'''万華鏡~抒情と緊縛~'''』が連載開始。[[佐々木カネヨ]]を中心とした[[伊藤晴雨]]と竹久夢二の愛憎劇。 |
2024年3月26日 (火) 08:18時点における最新版
佐々木カネヨ(ささき かねよ)、1904年(明治37年)-不明。大正時代のモデル。「お葉」として竹久夢二の作品で有名だが、竹久夢二の前には伊藤晴雨の愛人となり、責め絵のモデルをしていた。その前は藤島武二のモデル。
概要
別名
佐々木カネヨ 永井兼代 永井カ子ヨ およう お葉 鈴木かねよ
略歴
1904年(明治37年)、秋田県に生まれる。
1916年(大正5年)、上京し、東京美術学校のモデルを始める。藤島武二のモデルをつとめる。
1916年(大正5年)頃、伊藤晴雨の愛人となり、責め絵のモデルとなる。
1918年(大正7年)頃、伊藤晴雨と別れる。
1919年(大正8年)、本郷・菊富士ホテルに寄宿していた竹久夢二のモデルを始める。
1921年(大正10年)、竹久夢二と渋谷に居をかまえる。
1980年(昭和55年)、永眠。 1924年(大正13年)、竹久夢二が設計した世田谷「少年山荘」に移る。出産するが夭折。
1925年(大正14年)、自殺未遂。竹久夢二と別れる。
トピック
- 2000年(平成12年)9月26日、アクターズ・オフィス『お葉 晴雨と夢二に愛された女』(原作:富岡忠文、演出:外波山文明)
- 2002年(平成14年)、団鬼六原作になる伊藤晴雨の伝記『外道の群れ』の映画化作品「およう」が松竹系で公開。監督は関本郁夫、出演は竹中直人ら。
- 2014年(平成26年)8月、「ビックコミック」に倉科遼・作、ケン月影・画の『万華鏡~抒情と緊縛~』が連載開始。佐々木カネヨを中心とした伊藤晴雨と竹久夢二の愛憎劇。
関連作品
- 団鬼六『伊藤晴雨物語』(河出文庫, 1987)
- 団鬼六『外道の群れ―責め絵師伊藤晴雨をめぐる官能絵巻』(1996, 朝日ソノラマ)
- 金森敦子『お葉というモデルがいた―夢二、晴雨、武二が描いた女』(晶文社, 1996)
- 団鬼六『異形の宴―責め絵師伊藤晴雨奇伝』(2000, 朝日ソノラマ)
- 『三面夢姿繪』 (A&E films, 2000)(製作:河野通雄、山崎達璽 、監督:山崎達璽 、出演:佐藤雪江、渋谷育男、光宣、山本清、足立学他)
- 『変貌自在の天性のモデルー佐々木カ子ヨ(カネヨ)』in 平山亜佐子「20世紀破天荒セレブ―ありえないほど楽しい女の人生カタログ」(国書刊行会, 2008)
引用文献
- ↑ 『描かれた秋田美人 <<お葉展>>』の図録より。