「畔亭数久」の版間の差分

提供：SMpedia
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
編集の要約なし
 
(2人の利用者による、間の13版が非表示)
1行目: 1行目:
[[画像:Gurotesuku.jpg|150px|thumbnail|畔亭数久　[[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)5月号より]]
[[画像:Gurotesuku.jpg|200px|thumbnail|畔亭数久　[[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)5月号より]]
'''ぐろて　すく、くろてい　かずひさ'''
'''ぐろて　すく、くろてい　かずひさ'''


==概要==
==概要==
絵師。1954年(昭和29年)2月の[[KK通信]]に[[畔亭数久|数久操]]の名前で初登場。その後、[[奇譚クラブ]]3月号にも登場し、1956年(昭和31年)4月号まで精力的に作品を発表した。そのシャープな画風は、後に登場する[[丸尾末広]]や[[花輪和一]]、[[宮西計三]]につながるものがある。<br>
絵師。硬質なタッチが特徴。1954年(昭和29年)2月の[[KK通信]]に[[畔亭数久|数久操]]の名前で初登場。その後、[[奇譚クラブ]]3月号にも登場し、1956年(昭和31年)4月号まで精力的に作品を発表した。


==別名==
==別名==
[[画像:KKS2905P019.jpg|150px|thumbnail|畔亭数久印影　[[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)5月号より]]
[[画像:KKS2905P019.jpg|150px|thumbnail|畔亭数久印影　[[奇譚クラブ]] 1954年(昭和29年)5月号より]]
[http://www.nawapedia.com/index.php?title=Suku_Gurote Suku Gurote]、クロテイカズヒサ、グロテスク、数久操、絵のサインは『SUK』だが和服絵の場合はサインを『畔亭』としている事があり、またサインの代わりに『畔亭数久』の印影なども有る。他にも『KAZU』や『K.S』が可能性を指摘されている<ref name='ryu'>[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-43.html 龍之巣：謎の人物、畔亭数久に迫る。]</ref>。そもそも畔亭数久は[[須磨利之|須磨利之(喜多玲子)]]の別名である可能性が指摘されている<ref name='ryu'></ref>。
*[http://www.nawapedia.com/index.php?title=Suku_Gurote Suku Gurote]、クロテイカズヒサ、グロテスク、数久操、絵のサインは『SUK』だが和服絵の場合はサインを『畔亭』としている事があり、またサインの代わりに『畔亭数久』の印影なども有る。他にも『KAZU』や『K.S』が可能性を指摘されている<ref name='ryu'>[http://ryunosumika.blog.fc2.com/blog-entry-43.html 龍之巣：謎の人物、畔亭数久に迫る。]</ref>。


==略歴==
==略歴==
62行目: 62行目:
*[[畔亭数久]]『'''簾巻き'''』[[奇譚クラブ]]1964年(昭和39年)5月号
*[[畔亭数久]]『'''簾巻き'''』[[奇譚クラブ]]1964年(昭和39年)5月号
*[[畔亭数久]]『'''背負い投げ'''』[[奇譚クラブ]]1964年(昭和39年)6月号
*[[畔亭数久]]『'''背負い投げ'''』[[奇譚クラブ]]1964年(昭和39年)6月号
==ギャラリー==
<gallery>
画像:Suku19540701.png|[[畔亭数久]]『'''戯画回転'''』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)7月号
画像:Gurotesuku02.png|[[畔亭数久]]『'''[[くすぐり]]責め'''』[[奇譚クラブ]]1954年(昭和29年)12月号より。
</gallery>


== 引用文献==
== 引用文献==
69行目: 74行目:
== お役たちweb==
== お役たちweb==
*[[貴重な情報発信サイト|懐かしき奇譚クラブ]]
*[[貴重な情報発信サイト|懐かしき奇譚クラブ]]
*[http://ofellabuta.com/blog/archives/567 ofellabuta]
*[https://web.archive.org/web/20111027130148/https://ofellabuta.com/blog/archives/5677 ofellabuta]
*[http://www.flickr.com/photos/hugo_strikes_back/sets/72157624592722078/detail/ Gurote Suku]
*[http://www.flickr.com/photos/hugo_strikes_back/sets/72157624592722078/detail/ Gurote Suku]


==つながり==
==つながり==
<metakeywords> 畔亭数久,数久操,イラストレーター</metakeywords>
{{DEFAULTSORT:くろてすく}}
{{DEFAULTSORT:くろてすく}}
[[SM殿堂]]
[[Category:絵師]]
[[Category:絵師]]
[[Category:1950年代の絵師]]
[[Category:総索引]]
[[Category:総索引]]

2024年9月22日 (日) 07:47時点における最新版

畔亭数久　奇譚クラブ 1954年(昭和29年)5月号より

ぐろて　すく、くろてい　かずひさ

概要

絵師。硬質なタッチが特徴。1954年(昭和29年)2月のKK通信に数久操の名前で初登場。その後、奇譚クラブ3月号にも登場し、1956年(昭和31年)4月号まで精力的に作品を発表した。

別名

畔亭数久印影　奇譚クラブ 1954年(昭和29年)5月号より
  • Suku Gurote、クロテイカズヒサ、グロテスク、数久操、絵のサインは『SUK』だが和服絵の場合はサインを『畔亭』としている事があり、またサインの代わりに『畔亭数久』の印影なども有る。他にも『KAZU』や『K.S』が可能性を指摘されている[1]。

略歴

1954年(昭和29年)2月、KK通信第17号, p4の山口晴行『異常性愛テクニック』に、数久操の名前でイラスト。サインは『SUK』。

1954年(昭和29年)3月、奇譚クラブ3月号に数久操の名前で『股間の感覚を刺激する縛り方』。

1954年(昭和29年)4月、奇譚クラブ4月号に畔亭数久と名前を変えて『 轢殺ー鉄路に散る二輪の花ー』

エピソード

  • KK通信第17号の編集部便りには「京都在住の責絵画家数久操女史」と紹介されているが真偽は定かでない。
  • 奇譚クラブ1966年(昭和41年)7月号, p22に畔亭数久の挿絵が掲載されているが、これは1955年(昭和30年)5月号 P138の再掲載である。この様に1960年代の一連の作品は、全て1954～1955年(昭和29～30年)の作品を再掲載したものである[1]。
  • 名前は江戸川乱歩の「湖畔亭事件」に由来する可能性が指摘されている。
  • 『DICTIONNAIRE DE L'AMOUR ET DU PLAISIR AU JAPON』Agnes Giardで紹介されている。

代表作品

ギャラリー

引用文献

  1. ↑ 1.0 1.1 龍之巣：謎の人物、畔亭数久に迫る。

注釈

お役たちweb

つながり

SM殿堂

「https://smpedia.com/index.php?title=畔亭数久&oldid=78357」から取得