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==概要==
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モデムと電話回線を利用してサーバーに接続し、電子メール、電子掲示板、チャットを利用するコンピューター通信。インターネットが普及する前の、1980年代後半、1990年前半に流行した。
モデムと電話回線を利用してサーバーに接続し、電子メール、電子掲示板、チャットを利用するコンピューター通信。[[インターネット]]が普及する前の、1980年代後半、1990年前半に流行した。
==別名==
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==主な出来事==
==主な出来事==
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1980年代、[[神浦匠]]が[[パソコン通信]]のSM関係のフォーラムでSMの世界に入る<ref name="sniper">Web Sniper 「緊縛師たちの新時代 〜神浦匠〜」(2007)</ref>。
1980年代、[[神浦匠]]が[[パソコン通信]]のSM関係のフォーラムでSMの世界に入る<ref name="sniper">Web Sniper 「緊縛師たちの新時代 〜神浦匠〜」(2007)</ref>。
1993年(平成5年)、World Wide Web (WWW)の利用が開放。


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1995年(平成7年)、'''Microsoft Windows 95'''で[[インターネット]]利用が身近に。
1996年(平成8年)1月1日、[[館淳一]]が「'''NIFTY-Serve'''」に「'''[[館淳一]]HP'''<ref group="注">「HP」は「ホームパーティー」の略で、フォーラムやパティオが定着する前にしばらく存在していた。</ref>」を開設。同年に「'''[[館淳一]]パティオ'''」へと。


1996年(平成8年)8月、[[山岸康二]]が「'''NIFTY-Serve'''」のパティオで『SM小説館』を開設<ref name="wakuraba14">[http://homepage1.nifty.com/rapeclub/koji/wakuraba/wakuraba30.htm わくら葉の妖精たちよ 後編14 ]</ref>。続いて『SM喫茶室』『おとめ座』なども開設。
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1996年(平成8年)7月24日 - 「'''PC-VAN'''」は「'''BIGLOBE'''」に統合。
1996年(平成8年)7月24日 - 「'''PC-VAN'''」は「'''BIGLOBE'''」に統合。


1996年(平成8年)[[早川佳克]]が[[パソコン通信]]のパティオ開設。
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1996年(平成8年)、「'''NIFTY-Serve'''」の会員が200万人。
1996年(平成8年)、「'''NIFTY-Serve'''」の会員が200万人。
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1997年(平成9年)、「'''アスキーネット'''」終了。
1997年(平成9年)、「'''アスキーネット'''」終了。


1998年(平成10年)5月28日、[[山岸康二]]が『SM小説館』をインターネットに移行<ref name="wakuraba14">[http://homepage1.nifty.com/rapeclub/koji/wakuraba/wakuraba31.htm わくら葉の妖精たちよ 後編15 ]</ref>。
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2006年(平成18年)3月、「'''NIFTY-Serve'''」が終了。
2006年(平成18年)3月、「'''NIFTY-Serve'''」が終了。


==エピソード==
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*2002年(平成14年)の、[[山岸康二]]の『SM小説館』のアクセス数は75万<ref name="wakuraba15"></ref>。
*[[館淳一]]「Nifty-Serveには、SM関係の人が集る場はほとんど無かったですね。私はスパンキング愛好者のホームパーティには入っていましたが。電子会議室ではセックス関連のフォーラムがあって、その一部でSMモノが集っていましたが、議論は活発ではなかったような。シスオペ制度が厳しかったこともあるかもしれません。」「というわけで、私はSMに関してははやばやと Nifty-Serve を諦め、SM専門コーナー(ヴァンセンヌ牢獄)のあったMOON-NETに集中しました。そこはオフ会も活発で、のちのちまで続く人間関係を多数作ることができました。あと「café25時」というSMマニアさん(今の facebook でも友達)がやってる草の根ネットもほぼ常駐でしたね。ここもオフ会は活発でした。」「[[鷹木竿主]]氏が『牢獄看守長』というハンドルでサブシスをやっていたのがMOON-NETの『'''ヴァンセンヌ牢獄'''』でした。シスオペは「みぃ」さんという女性」(2015.1.18, Facebook)
== 引用文献==
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概要

モデムと電話回線を利用してサーバーに接続し、電子メール、電子掲示板、チャットを利用するコンピューター通信。インターネットが普及する前の、1980年代後半、1990年前半に流行した。

別名

主な出来事

1986年(昭和61年)4月、「PC-VAN」がスタート。

1987年(昭和62年)4月15日、「NIFTY-Serve」がスタート。

1987年(昭和62年)6月15日 、「アスキーネット」本格運用開始。

1980年代、神浦匠パソコン通信のSM関係のフォーラムでSMの世界に入る[1]

1993年(平成5年)、World Wide Web (WWW)の利用が開放。

1995年(平成7年)4月、鷹木竿主パソコン通信を使ったSMサークル[注 1]を運営[2]

1995年(平成7年)、Microsoft Windows 95インターネット利用が身近に。

1996年(平成8年)1月1日、館淳一が「NIFTY-Serve」に「館淳一HP[注 2]」を開設。同年に「館淳一パティオ」へと。

1996年(平成8年)8月、山岸康二が「NIFTY-Serve」のパティオで『SM小説館』を開設[3]。続いて『SM喫茶室』『おとめ座』なども開設。

1996年(平成8年)7月24日 - 「PC-VAN」は「BIGLOBE」に統合。

1996年(平成8年)8月、早川佳克パソコン通信NIFTY-Serveにパティオ開設[注 3]

1996年(平成8年)、「NIFTY-Serve」の会員が200万人。

1997年(平成9年)、「アスキーネット」終了。

1998年(平成10年)5月28日、山岸康二が『SM小説館』をインターネットに移行[4]

2006年(平成18年)3月、「NIFTY-Serve」が終了。

エピソード

  • 2002年(平成14年)の、山岸康二の『SM小説館』のアクセス数は75万[4]
  • 館淳一「Nifty-Serveには、SM関係の人が集る場はほとんど無かったですね。私はスパンキング愛好者のホームパーティには入っていましたが。電子会議室ではセックス関連のフォーラムがあって、その一部でSMモノが集っていましたが、議論は活発ではなかったような。シスオペ制度が厳しかったこともあるかもしれません。」「というわけで、私はSMに関してははやばやと Nifty-Serve を諦め、SM専門コーナー(ヴァンセンヌ牢獄)のあったMOON-NETに集中しました。そこはオフ会も活発で、のちのちまで続く人間関係を多数作ることができました。あと「café25時」というSMマニアさん(今の facebook でも友達)がやってる草の根ネットもほぼ常駐でしたね。ここもオフ会は活発でした。」「鷹木竿主氏が『牢獄看守長』というハンドルでサブシスをやっていたのがMOON-NETの『ヴァンセンヌ牢獄』でした。シスオペは「みぃ」さんという女性」(2015.1.18, Facebook)

引用文献

  1. Web Sniper 「緊縛師たちの新時代 〜神浦匠〜」(2007)
  2. 旧・鷹木竿主日記より。
  3. わくら葉の妖精たちよ 後編14
  4. 4.0 4.1 わくら葉の妖精たちよ 後編15

注釈

  1. 『SMねるとんサークル』
  2. 「HP」は「ホームパーティー」の略で、フォーラムやパティオが定着する前にしばらく存在していた。
  3. 実質の運営は『〜』(ニョロ)が担当。

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