「雪村流」の版間の差分

提供:SMpedia
21行目: 21行目:
==[[雪村流]]を学んだ人々==
==[[雪村流]]を学んだ人々==
*[[春嶺]](Harumine):[[長田スティーブ]]。雪村流縄遊戯指導員第1号
*[[春嶺]](Harumine):[[長田スティーブ]]。雪村流縄遊戯指導員第1号
*[[雪長マックス]]:雪村流縄遊戯指導員第2号
*春翔:ヨーロッパ。匿名。雪村流縄遊戯指導員第3号
*春翔:ヨーロッパ。匿名。雪村流縄遊戯指導員第3号
*[[春虎]](Harutora):[[Master "K"]]。雪村流縄遊戯指導員第4号
*[[春虎]](Harutora):[[Master "K"]]。雪村流縄遊戯指導員第4号
28行目: 29行目:
*[[春蜘]](Harukumo):ヨーロッパ。匿名。
*[[春蜘]](Harukumo):ヨーロッパ。匿名。
*[[春晏]](Haruan):[[紫]]。雪村流縄遊戯指導員第10号
*[[春晏]](Haruan):[[紫]]。雪村流縄遊戯指導員第10号
*[[小出英二]]:最初の弟子<ref name="ex01">「緊縛の情愛」</ref>
*春雹(Haruhyou):辻本好二<ref>[http://ryushimizukami.blog.jp/archives/50641941.html 「縛師 雪村春樹」in 龍の粒:水上竜士の個人的つぶやき]</ref>
*[[春宵]](Haruyoi):[[飛室イヴ]]
*[[春飄]](Haruhyou):[[荊子]]
*[[春飄]](Haruhyou):[[荊子]]
*[[春宵]](Haruyoi):[[飛室イヴ]]
*[[春雛]](Haruhina):[[笠木忍]]
*[[春雛]](Haruhina):[[笠木忍]]
*春雹(Haruhyou):辻本好二<ref>[http://ryushimizukami.blog.jp/archives/50641941.html 「縛師 雪村春樹」in 龍の粒:水上竜士の個人的つぶやき]</ref>
*春霰(Haruarare):[[馨子]]<ref name="murasaki1">[http://murasakiphoto.blog59.fc2.com/blog-entry-141.html 責女目線(セメジョメセン)]</ref>
*春霰(Haruarare):[[馨子]]<ref name="murasaki1">[http://murasakiphoto.blog59.fc2.com/blog-entry-141.html 責女目線(セメジョメセン)]</ref>
*春?<ref group="注">「うずまき」は漢字ではなく、絵でグルグルの渦巻き模様をあてる。</ref>(Haru-uzumaki);真珠<ref name="murasaki1"></ref>
*春?<ref group="注">「うずまき」は漢字ではなく、絵でグルグルの渦巻き模様をあてる。</ref>(Haru-uzumaki);真珠<ref name="murasaki1"></ref>
37行目: 39行目:
*春椿(Harutsubaki):Camelia Tsubaki。アルゼンチン。
*春椿(Harutsubaki):Camelia Tsubaki。アルゼンチン。
*春密(Harumitsu):オーストリア
*春密(Harumitsu):オーストリア
*[[雪長マックス]]:雪村流縄遊戯指導員第2号
*[[小出英二]]:最初の弟子<ref name="ex01">「緊縛の情愛」</ref>
*[[安藤ボン]]
*[[安藤ボン]]



2015年4月8日 (水) 07:43時点における版

概要

1990年代中頃から、雪村春樹は緊縛の「縛り過程のダイナミクス」と「受け手とのコミュニケーション」を重視した、独自の緊縛スタイルの確立に取り込み、2000年代には雪村流として完成させている。

別名

Yukimura-Ryu

主な出来事

2008年(平成20年)1月31日、新宿ゴールデン街劇場にて雪村流緊縛発表会。出演;雪村春樹、長田スティーブ、飛室イヴ、笠木忍、紫

雪村流縄遊戯指導員

  • 2006年(平成18年)、第1号として長田スティーブ(春嶺)認定。
  • 2012年(平成24年)、第2号として雪長マックス認定[注 1]
  • 春翔。ヨーロッパ。匿名。
  • 2013年(平成25年)11月1日、第4号としてMaster "K"(春虎)認定。
  • 2013年(平成25年)11月1日、第5号としてZetsu(春豊)認定。
  • 2014年(平成26年)2月16日、第6号としてScott(春輝)を認定。
  • 2014年(平成26年)3月13日、第7号としてhebari(春武)を認定。
  • 2014年(平成26年)、ヨーロッパの匿名緊縛師を第8号として認定。春蜘。
  • (第9号は欠番)
  • 2014年(平成26年)4月9日、第10号として(春晏)を認定。

雪村流を学んだ人々

雪村流における縄尻

一般的には縄尻を、2つに折った縄(折り掛け縄) の「開放端」(折り返しではない方)を意味する表現として用いる場合が多い。 しかしながら、雪村春樹雪村流では、縄尻を縛り手による「受け手のコントロールに用いる縄」として用いている。すなわち、縄の特定部分を表わすというよりはむしろ、機能的な分類による縄の種類を表している。この意味では縄尻の古典的な用法である「罪人などを縛った縄の一端を余して連行する人が持つ部分」に近い使い方とも言える。

雪村流では「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」などにコントロールの起点となる「留め」や「結び」を形成し(これを「縄尻を取る」と表現する)、ここから伸びるいわゆる縄の端、すなわち一般的な意味での縄尻を引く際の「力」「方向」「質」を変えることで(これを「縄尻を引く」と表現する)受け手の感情のコントロールをおこなう。同時に、受け手からの反応を縄尻を通じて受け取る。すなわち、「縛り手」と「受け手」がコミュニケーションをおこなう機能をもった縄が『縄尻』となる。

雪村流での「縄尻」の用法

  • 縄尻:「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」などにコントロールの起点部分から、縛り手が握る縄の部分までの領域に相当する縄を意味する。受け手とのコミュニケーションに用いる、機能的な分類での縄のこと。
  • 縄尻を取る:「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」などに縄尻の起点となる「留め」や「結び」を形成すること。
  • 縄尻を引く縄尻を引く際の「力」「方向」「質」を変えることで受け手の感情のコントロールをおこなうこと。縄を用いず、縄尻の起点となる「後手縛りの手首近く」「足首」「首」「髪」部分を、直接手でコントロールする場合もある。

雪村春樹語録

  • 「いつも私が使用する縄は太さ4ミリ、混合繊維の麻縄です。粗めの三本縒りの縄です。」「細かい三本縒りの縄は頑丈で強く、締まりも良いのですが、強弱をつけて縛る私としてはあまり締まりすぎると解きにくいので苦手。縛られる相手の肌も傷が深いようやし。」(オフィシャルサイト&ブログ, 2012)
  • 「太さ4ミリで長さ7メートルの麻縄を半分折にして使っています。」「4ミリという太さは女性の手首や足首を縛ったときに見た目のバランスが良い。あまり太すぎると手首と足首の華奢なラインが消えてしまうからです。」(オフィシャルサイト&ブログ, 2013)
  • 「最近は体格のいいM女さん多いから、7.5mにしとる」(私信 to U)
  • 「まぁ、太い縄使う時もあるけど、それはそれや。自分の表現でいえば4ミリやねん。」(緊縛の情愛)
  • 「(縄は)、撮影で使っとると半年で切れんねん。保たへんから縄に執着する時間もあれへん。」(緊縛の情愛)
  • 縄尻の持ち方はたとえば、釣りの糸… 釣り糸に気持ちをこめて引くような感じです。」(オフィシャルサイト&ブログ, 2013)
  • 「縄で、情をかわす。縛りって格闘技や。言葉のない、恋愛小説みたいやて。」(オフィシャルサイト&ブログ, 2014頃)
  • 「縛るこちらのきもちも伝えながら相手とコミュニケーションしながら縛るということが、とても重要」(Twitter, 2014)
  • 「縛った相手の縄尻を引いたり強弱をあたえコミュニケーションを取りながら、縛りのパターンを変化させて遊ぶのがいちばんの醍醐味。縛ってゆくうち、あうんの恋愛劇みたいなことになる」(Twitter, 2014)
  • 「Mはリアクションしたいねん。もって生まれた芝居心いうかな。そのパリエーションやキャラが多いほど面白いわけや。」(緊縛の情愛)
  • 「M女も、M女する舞台あげてやらんとできへん。」(緊縛の情愛)
  • 「俺の縄はゆるいねん。ゆる縄や。ただそのゆるさの中で女は芝居すんねん。」(緊縛の情愛)
  • 「『縄のあそび』いうてんやけどな。自動車のハンドルにも『あそび』ってあるやろ。あれと一緒や。ガチガチに縛ってもうたら、気持ちよう芝居でけへん。」(緊縛の情愛)
  • 「ほんまに怒った顔とか、ほんまに苦しい顔とかは、あんま見たないな。」(緊縛の情愛)
  • 「きつうしばるのはだれでもできるけど弱く縛るのは難しいんや。」(私信 to U)
  • 「女の人は何度イかしても往生せぇーへんからな。」(私信 to U)
  • 「縄の行き先で気持ちも変わるんやでぇ。」(私信 to U)
  • 「わしの縄は『情』で縛る縄なんで、女性にとっては『なんぎな縄』や」(私信 to U)
  • 「ホンマに尽くすM女なんて知らんわ。」(私信 to U)
  • 「『舐めたろか』も『舐めさせてください』も同じことや」(私信 to U)
  • 「一回目で向こう(M女)はこちらの容量がわかる。受け手の方がわかる。」(私信 to U)
  • 「女の人喜ばそうと思うと、いろんなことせなあかんから、大変や。」(私信 to U)
  • 「触ったら終わりや」(私信 to U)

引用文献

注釈

  1. 雪村春樹から「雪」を長田スティーブから「長」をもらっている。
  2. 「うずまき」は漢字ではなく、絵でグルグルの渦巻き模様をあてる。

お役たちweb

つながり

雪村春樹