安寿姫

提供:SMpedia
2014年12月16日 (火) 09:09時点におけるU (トーク | 投稿記録)による版

あんじゅひめ

概要

鎌倉時代以降江戸時代までに庶民の口承文芸として形成した説話の1つ。浄瑠璃や歌舞伎、浮世絵、読本などの題材となり江戸時代に広まる。

別名

安寿と厨子王山椒太夫三庄太夫三庄太夫 安寿の姫

あらすじ

平安時代。奥州の太守岩城判官将氏は無実の罪によって筑紫に流刑。娘の安寿姫とその弟、の津塩(厨子王)丸母と共に流刑先に向かう。その途中、山岡太夫にだまされ母は佐渡ヶ島へ売られ、姉弟は三庄太夫に売られて奴隷となる。津塩(厨子王)丸は逃亡し、京都清水寺へ入り、後に出世。安寿姫も逃亡するが京へ上がろうとする途中に絶命。

歴史

トピック

  • 森鴎外による小説化(『山椒大夫』)や、その溝口健二による映画化が有名。
  • 京都の舞鶴周辺にゆかりの史跡が点在する。

つながり

SMショーの歴史 江戸時代 捕縄術 江戸時代の責め 伝統芸能の中の責め 歌川国芳 勝川春章 歌川國貞 月岡芳年 落合芳幾 明治大学博物館 發花杖 江戸三座 中将姫の雪責め 明烏夢泡雪 魁駒松梅桜曙微 白木屋お熊 澤村田之助 草双紙