伊集院剛

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2010年3月26日 (金) 08:40時点におけるU (トーク | 投稿記録)による版 (→‎概説)

概説

主に1980年代後半、『ザ・折檻』などハードなSM映画の監督として出現。

実体は、雄プロの廣木隆一、石川均と中村幻児のユニット名という説[1]と、志摩紫光という説[注 1]がある。

あるいは、企画、制作現場を合わせて、廣木隆一+石川均+中村幻児志摩紫光ユニットなのかもしれない。

廣木隆一は「80年代に雄プロで働いていた複数の人間が使ったペンネームだった」「私は伊集院剛の最初の3作品に関与している」「このペンネームを用いることで自由な気持ちになれた」「伊集院剛という実在しない人物の生活を創造するのが楽しかった。電話インタビューまでした」「(葵マリの)SMクラブにはカルチャーショックを受けた」と述べている。[2]

同様のユニット名に豊幹一郎などがある。

主な作品

  • 『THE SM』(ミリオンフィルム, 1984)
  • 『ザ・折檻』 (雄プロ, 1985)
  • 『ザ・生贄』(雄プロ, 1986)
  • 『裏』(ミリオン, 1986)
  • 『ザ・生贄2』(雄プロ, 1986)
  • 『伊集院剛 ザ・拷問 - 新妻篇』(雄プロ, 1987)
  • 『SMマドンナ 愛虐 』(ミリオン, 1987)
  • 『ブルーフィルム幻の名作 風立ちぬ』(エクセス, 1991)

参考文献

注釈

  1. 『ザ・折檻 』(伊集院剛監督、雄プロ、1985)の現場で映画スチールを担当した田中欣一は、「志摩紫光氏のみが担当していたと理解している。廣木や中村の名前がでるのは信じられない。」と述べている(私信)。