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'''しあたーD'''、一時閉館中の[[道頓堀劇場]]の後継として[[矢野浩祐]]が1996年頃、渋谷にオープンした小劇場。[[明智伝鬼]]などが出演していた。その後、お笑い専門劇場にシフト。
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==概要==
==概要==
[[道頓堀劇場]]のオーナーだった[[矢野浩祐]]が1996年(平成8年)に開場したミニシアター。開場当初はSM色のある芝居も上演されていたが、その後お笑い専門の小劇場となる。
[[道頓堀劇場]]のオーナーだった[[矢野浩祐]]が1996年(平成8年)に開場したミニシアター。開場当初はSM色のある芝居も上演されていたが、その後お笑い専門の小劇場となる。
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[[画像:theaterD2.jpg|150px|thumbnail|[[明智伝鬼]]、[[乱田舞]]による『'''縛鬼狂乱'''』を予告する[[SMマニア]]1997年(平成9年)8月号。]]
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1996年(平成8年)7月、[[矢野浩祐]]が宇田川にミニシアター「[[シアターD]]」を開設。[[和田勉]]演出、[[小川美那子]]主演の『愛奴』の公演。
1996年(平成8年)7月、[[矢野浩祐]]が宇田川にミニシアター「[[シアターD]]」を開設。[[和田勉]]演出、[[小川美那子]]主演の『愛奴』、[[清水ひとみ]]の『月雪花蒔絵小袖』の公演<ref name="keppuuroku">[[日名子暁]]『'''[http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877286748/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4877286748&linkCode=as2&tag=iq05-22 ストリップ血風録―道頓堀劇場主・矢野浩祐伝]'''』([[幻冬舎]], 1998.12)</ref><ref group="注">Wikipediaは1995年オープンとしている。</ref>。


1996年(平成8年)11月27日〜12月3日、「SMテクノ・オブセッション『ジェームス・ボンデージは二度死ぬ』」。企画:[[高須基仁]]、[[矢野浩祐]]、原作:[[森園みるく]]、演出:[[観音崎呉夫]]、出演:[[明智伝鬼]]、[[ミラ狂美]]
1996年(平成8年)11月27日〜12月3日、「SMテクノ・オブセッション『ジェームス・ボンデージは二度死ぬ』」。企画:[[高須基仁]]、[[矢野浩祐]]、原作:[[森園みるく]]、演出:[[観音崎呉夫]]、出演:[[明智伝鬼]]、[[ミラ狂美]]<ref>[[S&Mスナイパー]]1997年(平成9年)2月号</ref>


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1997年(平成9年)7月4日、[[シアターD]]にて[[明智伝鬼]]、[[乱田舞]]による『'''縛鬼狂乱'''』。モデルは[[白石みゆき]]。他にツバキのショー<ref>[[アナトミア]]1997年(平成9年)9月5日、No.8。</ref>
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1998年(平成10年)2月、[[SMナイト]] Vol.5に「2月から生まれ変わった[[シアターD]]」として[[明智蕾火]]、[[早乙女宏美]]、[[伊藤舞]]、[[塔野あかり]]の出演するショーが紹介。
1998年(平成10年)2月、[[SMナイト]] Vol.5に「2月から生まれ変わった[[シアターD]]」として[[明智蕾火]]、[[早乙女宏美]]、[[伊藤舞]]、[[塔野あかり]]の出演するショーが紹介。


お笑い専門劇場となる。
2000年前後頃、お笑い専門劇場となる。
 
2006年5月7日、一次閉館。
 
2006年5月15日、東京都渋谷区神南1-15-8 ひきだしのような家に4Fに移転し再オープン。
 
2016年11月20日、閉館。


==エピソード==
==エピソード==
*オーナーはいつかの段階で[[矢野浩祐]]長男の'''矢野康弘'''に。
*オーナーはいつかの段階で[[矢野浩祐]]長男の'''矢野康弘'''に。
== 引用文献==
== 引用文献==
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2017年7月30日 (日) 15:35時点における最新版

しあたーD、一時閉館中の道頓堀劇場の後継として矢野浩祐が1996年頃、渋谷にオープンした小劇場。明智伝鬼などが出演していた。その後、お笑い専門劇場にシフト。

1998年(平成10年)2月頃のシアターDでのショーを紹介する、SMナイト Vol.5。
1996年(平成8年)11月27日〜12月3日に開催された『ジェームス・ボンデージは二度死ぬ』を紹介するS&Mスナイパー1997年(平成9年)2月号の記事。

概要

道頓堀劇場のオーナーだった矢野浩祐が1996年(平成8年)に開場したミニシアター。開場当初はSM色のある芝居も上演されていたが、その後お笑い専門の小劇場となる。

別名

所在地

渋谷区宇田川町32-7  チトセビル5F

歴史

明智伝鬼乱田舞による『縛鬼狂乱』を予告するSMマニア1997年(平成9年)8月号。

1996年(平成8年)7月、矢野浩祐が宇田川にミニシアター「シアターD」を開設。和田勉演出、小川美那子主演の『愛奴』、清水ひとみの『月雪花蒔絵小袖』の公演[1][注 1]

1996年(平成8年)11月27日〜12月3日、「SMテクノ・オブセッション『ジェームス・ボンデージは二度死ぬ』」。企画:高須基仁矢野浩祐、原作:森園みるく、演出:観音崎呉夫、出演:明智伝鬼ミラ狂美[2]

1997年(平成9年)7月4日、シアターDにて明智伝鬼乱田舞による『縛鬼狂乱』。モデルは白石みゆき。他にツバキのショー[3]

1998年(平成10年)2月、SMナイト Vol.5に「2月から生まれ変わったシアターD」として明智蕾火早乙女宏美伊藤舞塔野あかりの出演するショーが紹介。

2000年前後頃、お笑い専門劇場となる。

2006年5月7日、一次閉館。

2006年5月15日、東京都渋谷区神南1-15-8 ひきだしのような家に4Fに移転し再オープン。

2016年11月20日、閉館。

エピソード

  • オーナーはいつかの段階で矢野浩祐長男の矢野康弘に。

引用文献

  1. 日名子暁ストリップ血風録―道頓堀劇場主・矢野浩祐伝』(幻冬舎, 1998.12)
  2. S&Mスナイパー1997年(平成9年)2月号
  3. アナトミア1997年(平成9年)9月5日、No.8。

注釈

  1. Wikipediaは1995年オープンとしている。

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